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2013年12月31日火曜日

<2013年12月> 定例会レポート

こんにちわ!あっちゃんです。

12月8日は定例会を行いました。

前半の時間では、主に1月に行う児童自立支援施設の施設見学や3月に行う総会の準備などを行いました。

後半の時間では、研修担当のやまちゃんが講師となり、更生保護とは何か、その中でBBS会員はどういうことをしたらよいのか、わかりやすい資料をもとに、皆で知識を高め合いました。

やまちゃん先生の講義の後、法務省がYou Tubeで提供している動画を見て、更に情報を整理しました。たいへん面白くわかりやすい動画ですので、このページを見てくださっている皆様もぜひご覧ください。

定例会終了後は、東向島の焼き鳥の名店「鳥増」で忘年会を行いました!勉強した後の懇親会はほんとうに楽しいですね。

これでブログの更新も年内最後かと思います。

今年もこのページをご覧いただきありがとうございました。来年も墨田区BBS会をよろしくお願いします!

2013年11月29日金曜日

<2013年11月> 定例会レポート

 こんにちは。やまちゃんです。


 11月9日(土)に墨田区BBS会の定例会が行われました。

 10月は、お祭りへの参加のため、準備から何から慌ただしく活動していましたが、11月は大きなイベントも無く、やや落ち着いた定例会になりました。


 10月27日(日)に行われたすみだボランティアまつりの反省では様々な意見や感想が出ました。

 今回が初めての参加だったため、来年に向けて修正していく箇所が多くあったように感じます。ただ、それぞれの会員の感想として「参加して良かった」という思いは共通してありましたので、来年以降もさらに良くしていけるように練っていきたいと思います。(当日の様子は、こちらからご覧いただけます。)



 次に、次回の研さん活動について話し合いました。

 前回の研さん活動では、悩みを抱えた少年たちと共に暮らす講師の方をお呼びして、彼らと接する現場の話をお聞きしましたので(詳しくは過去のブログの記事を見てみて下さい!)、次回は、施設にお邪魔して、彼らが生活する環境や彼らの生活する姿を自分の目で見てみたいと思います。

 研さん活動でお聞きした話を再度吟味しつつ、現場を目で見て、肌で感じる事で、少年たちに対する思いがまた変わってくるかと思います。


 さらに、今回は女性の見学者が1名いらっしゃいました!
 現状では、男性の会員が多くなってしまっていますが、多種多様な人に支えられてこそ、BBS活動が充実していくのだと思います。興味を持ってくれている方がいるのは嬉しい限りです。

 冒頭にも書きましたが、今月は落ち着いた定例会でした が、来月以降もまだまだイベントが待っています。ご興味のある方は、是非見学に来てください!



2013年11月11日月曜日

<2013年10月> 第28回すみだボランティアまつりに参加

去る10月27日、墨田区社会福祉協議会と参画するボランティア団体が主催の「すみだボランテイアまつり」に参加しましたので、レポートをお届けします。

当日参加したトニー、山ちゃん、ヒロシ、写真を添えてのダイジェスト、それぞれをお送りいたします。


 トニーです。


当会設立2年目ですが、活動内容については、まだまだ初めての試みばかりの1年が過ぎようとしています。


 そのひとつの山であった10月のお祭りイベントの第2弾「すみだボランティアまつり」もおかげさまで、大好評の中で終えることが出来ました。


 今回のお祭りでは、すでにお伝えしているとおり、模擬店出店をして、クレープ販売を行うというものでした。今年の8月のグループワークでは、中身のひとつに料理教室があったため、今回のお祭りで、その経験を即生かせる場だと安直に考えていました。
 が、しかし、当日までの準備を振り返ってみると、やはり自分たちが食すものを作るということと自分たちが作ったものを対価を得て提供することでは大違いというその「差」を身をもって体感させられました。
 食材の選定から調理器具の準備、調理そして、販売という作業は、お客さんに何かがあってからでは手遅れになるというリスクと切り離すことが出来ません。
 今回は、十分な準備期間もなかったことも重なり、本来掲げていた理想のパフォーマンスを出すことができたかといえば、首を縦に振ってうなずけない面もあったことは事実です。
 しかし、だからといっていい加減なものを提供することが出来ません。


 さあどうするか。会員同士で悩みました。もちろん、正解なんてありません。


 その結果、今回のイベントを通じて、みなで知識を出し合って結束することで、どうすればお客さんに「笑顔」を提供することが出来るか、どうすればBBS会を知ってもらえるかを考える事が出来たと思います。


 私は、当日、主に他のボランティア団体の方たちのブースを訪れ、区内でどのようなボランティア活動が行われているかを各団体のスタッフの方から教えていただくとともに、当会のPR活動に従事していた手前、自らの団体の活動について全面的にバックアップできませんでした。
 しかし、そこで私が観たものは、上記の知恵を振り絞って、おいしいクレープを提供しようとする会員の姿でした。トレードマークの緑色ポロシャツを着て呼び込みをする会員、手際よく調理する会員、お客さんから注文を承って迅速に伝える会員の姿…。
 この光景は、(傍観しているならさっさと手を貸せよというご意見もあるかと思いますが)これまで活動の先陣を切ってきたと思っている自分にとっては、ものすごく新鮮であり、これが墨田区BBS会の形なのかなと思い知らされました。きっとその様子は、写真にも表れていると思います。


 結果として、十分なお金を調達することができなかったのは、私の管理ミスの面もあり、改善すべき点が山積みなのは事実ですが、何より、活動後の反省会にて、多くの会員から来年もまた実施したいという声が挙がり、会員にとって有意義な活動になったのではないかと考えています(もちろん、お祭り好きな私も楽しい一日を過ごすことが出来ました)。


会場にお越しいただきましたみなさま、また、親身になって相談に乗っていただいた社協のスタッフのみなさま、そして、様々なボランティア活動を行っていることを教えていただいた同士である各ボランティア団体のスタッフのみなさま、ありがとうございました。


この場を借りて、感謝申し上げます。



 山ちゃんです。


 10月12、13日のすみだまつりに続き、10月27日には墨田区第四吾嬬小学校のボランティアまつりに参加してきました。

 去年は墨田区BBS会発足一年目という事もあり、なかなか落ち着かない状況だったため参加は見送っており、今年が初の参加となりました。

 本会ではクレープを出品することになりましたが、不安もありました。周りは、焼きそばやから揚げ、ジュースなどいかにもお祭りの出店というものを出していましたが、それらに比べるとクレープがどこまで売れるかは未知数でした。

 そして当日。開店直後にはあまりお客さんはいなかったのですが、時間が経つにつれて列が出来始め、ピーク時には人気店になっていたのではないでしょうか。



 お客さまの多くは小さなこどもたちで、クレープを渡した瞬間の嬉しそうな顔が忘れられません。中には、何回も買いに来てくれる子もいました。

 自分の欲しいものを自分で決めて自分の財布からお金を出して食べる。

小さなお祭りではありますが、ここに来てくれている子どもたちはこういう経験を通して大きくなっていくのだろうと思うと、感慨深いものがありました。

 顔も覚えていないでしょうし、名前もわからない、もう二度と会う事はないかもしれませんが、ほんの一瞬でも子どもの成長しているところに触れ合えたのはとても良い経験でした。

 私にとっても学びの多いお祭りになりました。次回もぜひ参加したいと思います。



 ヒロシです。


 10月27日(日)、 区内第四吾嬬小学校にて「ボランティアまつり」が開催されました。当会発足2年目にして初の参加となります。

 こちらも「すみだまつり」と並んで皆様に会のことを知っていただく絶好の機会です。クレープを販売することに決まり、リハーサルもして当日に備えました。が、私は所用のため途中からの参加となりました。



 当日は台風の影響が心配されましたが、幸いなことに前日に過ぎ去り、台風一過の好天となりました。お昼過ぎに会場に到着すると、早速慣れた手つきでクレープを作成する会員、威勢の良い声でお客さんの呼び込みを行う会員の姿が目に飛び込んで来ました。

 なかなか売れ行き好調のようです。私もお馴染みとなりつつある緑色のポロシャツに着替え、呼び込みに加わりました。



 特に、子供達を中心にたくさんの方々にクレープを買っていただき、予定よりもかなり早く完売となりました。最後の方はせっかく買いに来てくれた方々をお断りせざるを得ないという状況になり、正に嬉しい悲鳴でした。


 短い時間ではありましたが、たくさんの子供達の笑顔に触れることが出来、癒される思いでした。子供は皆純粋な心を持っています。

 あの子供達が真っ直ぐに成長していけるようにサポートする、また何かのきっかけで道を外れてしまった場合でもその立ち直りをお手伝いする、このような役割を地域で担っていける社会にしていかなくてはいけないと思いました。

 私も微力ながらお役に立ちたいものだと思います。


 ダイジェスト


ボランティアまつりの様子を写真によるダイジェストでお伝えします。

開催場所である 区内第四吾嬬小学校に到着するや、さっそく設営のお手伝い。前日の台風による影響で当日のスケジュールが前倒しとなりました。



同校出身、京島っ子のあっちゃんも地元模擬店の合間に手伝いにきてくれました。テントの結わえつけには身長の高いあっちゃんは頼もしい限りです。



設営準備中、墨田区福祉協議会会長でもある、山崎昇区長も激励に来てくださいました。せっかくなのでみんなで記念撮影パシャリ!




開会宣言を皆で拝聴。校門の方を見ると、すでにお客様がたくさん並ばれていました。ある程度想像はしていましたが、物を売るという責任が途端に重くのしかかってきました。



さぁ開店です!助っ人のたばたっちと山ちゃんでクレープを作り始めます。いざ蓋を開けてみると、店先には長蛇の列。予定していたクリームも2時間ほどで切らしてしまい、急きょ、近くのスーパーまで買い出しに走ったほどです。




新規会員のよこぴーも途中参加し、生産量倍増に努めます。よこぴーは身長191cm。買いに来るお子さんとのギャップに思わず笑顔もこぼれます。



あっちゃんも地元模擬店が落ち着き加勢に。助っ人のなっちゃんは受付でオーダーを的確に通してくれます。仕事の合間をぬってヒロシも駆けつけてくれました。厨房は手狭となっていたので呼び込みに。




みんなの力を合わせた結果、用意した150枚のクレープもタイムアップ1時間前に完売御礼。「もうクレープないの?」と来られるお客様をお断りするのは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。レジを締め、つかの間のプチ反省会。山ちゃんも燃え尽きていました。こうやってみんなで社会に貢献できる運動って良いもんですね。みなの笑顔がいつもより輝いて見えました。





来た時よりも美しく。撤収も一緒に頑張りましょう。



撤収も片付き最後に記念撮影。背の高さ順に並ぶと思い白い絵が撮れそうだったので。ついでに手も繋いでもらいました。



駆け足のダイジェスト。雰囲気が少しでも伝われば幸いです。それではまた、、、


2013年11月5日火曜日

<2013年10月> 第38回すみだまつりをふりかえる~活動編~

みなさま、こんにちは。ヒロシです。

先日の「ボランティアまつり」にお越し頂いたみなさまありがとうございました。

クレープ完売御礼です!当日の様子については、後日ご報告させていただきます。

その前にお伝えしなければならないことがありましたね。

そうです。

「ボランティアまつり・こどもまつり」の報告です。大変お待たせいたしました。
公式HPよれば、推計29万人の来場者数を記録したとのことで、実に盛大に開催されました。


 すでにやっさんから「すみだまつり・こどもまつり」をふりかえって ~技術編~ を報告させていただきましたが、今回は、私を含めた他の参加会員からの活動報告をさせていただきたいと思います。

 それでは、順に見て参りましょう。

 まずは、若手のホープやまちゃんから。

○やまちゃん

 10月12、13日に錦糸町公園ですみだまつりが開催され、私も参加してきました。今回が初めての参加で、おまつり自体もどのようなものなのか全く知らないままに当日を迎えましたが、その人の多さに圧倒されながらも、多くの人がおまつりを楽しんでいる様子に、地域の人々が集まる場の良さを改めて感じました。

 本会では墨田区保護司会さんよりブースをお借りし、オリジナルポスターを掲示して、BBS会の周知と会員募集のためにPRを行いました。今回はオリジナルポスターを作成し、その内容のみならずビジュアルの良さにふと立ち止まって関心を持ってくれる人が多くいました。こちらとしても説明のし甲斐があったと思います。
 
 効果の程はわかりませんが、すぐに結果の出る事でもないと思うので、地道にコツコツと行っていければいいかなと思います。






 私ヒロシは、日にちが合わず、今回はやまちゃんと一緒に活動できなかったのですが、写真とコメントからは、新人とは思えないくらい熱心に活動に取り組んでいた様子がうかがえますね。にしても、緑のポロシャツいい感じですね。

 では、続いて2回目となるトニーさん。

○トニー

 昨年に引き続き、2回目の参加となりましたが、今年は、昨年と違って、当会の活動を盛り込んだオリジナルのポスターが完成したこともあり、来場者にBBS活動の説明をすることが容易に行えたというのが率直な感想です。

ご協力いただいた墨田区保護司会さんも当日に至るまでパネル展示の見せ方等について、色々と苦難されているようでしたが、今年は、当初から関わることが出来様々な意見も盛り込ませていただき、大変感謝しています。

 まだまだ、当会の活動についての見せ方については、悩むところが多々ありますが、何はともあれ、継続してPR活動をしていくことで認知度が高まるのは否定できない以上、微力ながら、今後も本イベントに従事していきたいです。






 トニーさん、スキのないコメントありがとうございます。当日行動を共にして、積極的にBBS活動だけでなく、更生保護についての呼びかけをしていたのが印象的でした。

 私ヒロシからもコメントさせていただきます。

○ヒロシ

 私ヒロシは、13日に参加しました。当日は天候に恵まれ、10月半ばとは思えない陽気となりました。来場者の皆様にブースを見ていただき、質問があればお答えして帰り際にお土産と当会のリーフレットをお渡しする、というのが仕事でした。

 会のPR、並びに新会員の募集というのも私たちの重大な使命であるため自然と力が入ります。朝からたくさんの方にお越しいただきまして一時は目がまわるほどの忙しさでしたが、おかげで多くの方と触れ合うことが出来、楽しく活動させていただきました。

 反面、もう少し一人ひとりの方々とじっくりお話をしたり、コミュニケーションが取ることが出来たのではないか、という反省も生まれました。来年への課題です。



 
 いかがでしたでしょうか。

 会場の様子を十分にお伝えすることができたのか不安な部分もありますが、今回のイベントを通じて、一人でも多くの方に「社会を明るくする運動」を知ってもらい、更生保護への理解を深めていただけたら幸いです。


 最後になりましたが、活動の場を提供して頂いた墨田区保護司会さんに感謝申し上げるとともに、来年はさらに充実した活動が行えるよう今回の反省を生かしつつ、準備に取り組んで参ります。




当会の活動にご興味・ご関心をお持ちの方は、ぜひ一度見学にお越し下さい。
次回の定例会は、11月9日(土)午後1時~午後4時となっています。
見学ご希望の方は、sumidabbs@gmail.comまたは、申込フォームからお問い合わせ下さい。

2013年11月1日金曜日

<2013年10月> 第38回すみだまつりをふりかえる〜技術編〜

こんにちは、やっさんです。

去る10月12,13日に参加した すみだまつり にて、当会の活動内容アピールに使用した、パネル作成についてレポートします。
PCや印刷といった技術に特化した内容となっておりますが、お楽しみいただければ幸いです。


イントロダクション


 すみだまつり・こどもまつりは、日頃の活動をアピールできる貴重なイベントです。今年も墨田区保護司会のご厚意から、スペースをお借りし、パネル展示をさせていただける運びとなりました。

 昨年のパネル展示は、既存資料の拡大コピーを継ぎ合わせたもので、自作パネルとは呼べないもの。実績にもとづいた活動内容をアピールできず、「もっと地域社会の皆様にアピールできたはずなのに・・・」と不完全燃焼でした。そんな経緯から、今年はなんとしても自前でパネル作成を実現したかったのです。

 当会に割り当てられたスペースは、90cm × 90cm の巨大エリア。印刷やデザインに縁が無いと、これほどの大判パネルは一生のうちに作る機会は無いでしょう。否が応にも気持ちは昂ぶります。


そして不運は突然に・・・


 手書きによる紙面上のラフデザインも順調に終え、さぁデジタル化するか!と、息巻いていたところ、自宅の作業PCとして使っている MacBookAir のモニターが不慮の事故から割れてしまい、当初予定していたソフト Pages が利用できなくなってしまいした。

 この Pages というソフトは、絵、写真、テキストといったオブジェクトの配置や回転、透明度の変更、レイヤーの奥行きなどを直感的に操作できることから、悩むことなくデザインに集中できる優れもの。操作感もさることながら、なんといってもフォントが超美麗。

 Pages で作りこみたいなぁ、と困っていてもなんら解決になりません。MacBookAir を修理するとしても時間がかかりますし、ピンチはチャンスと気持ちを切り替え、代わりとなる環境を構築するところから始めました。


せっかくだから・・・


 せっかくのボランティア活動なのだから、 OSS(オープンソースソフトウェア)*1 ですべてまかなってみようと考え、下記の構成をセットアップ。*1 OSSとは「自由であること」を思想とし、開発されたソフトウエアは「ボランティア精神でソースコードを公開する」運動のことです。

LubuntuOS)+GIMPデザイン)+Inkscape写植と段組


MacBookAir の代替え機として使用するPCが8年前の製品ということもあり、 DTP のような重い作業には非力感が否めず、Linuxディストリビューションの中でも軽量な Lubuntu  を、A0サイズの巨大データを取り回すため GIMP を、段組と写植は Inkscape をそれぞれ選択。

9cm × 9cmなどの小さいサイズを等倍して作ろうかとも考えましたが、巨大ポスターなので、写真やフォントにガタガタしたノイズ、ジャギーが目立つだろうと実寸大のデータを取り回すことにしました。


作業の流れ


  1. 机上ラフデザインをデジタル化
  2. デジタルデザインの写植と段組
  3. プリマスター作成とレビュー
  4. マスター作成と印刷屋さんへ入稿


机上ラフデザインをデジタル化


 まずは、紙面上で作った手書きのラフデザインをデジタル化します。デジタル化といってもラフデザインをマッピングしたり、色のイメージや、全体のバランスを割りつけていくだけです。紙のデザインを見ながら  GIMP へどんどん割りつけていきます。おおまかな文字バランスなどもここでイメージできていると写植が楽ですね。


デジタル化したラフデザイン



デジタルデザインの写植と段組


 つぎに、デジタルデザインの写植と段組。Inkscape で文字バランスの調整、文字数の重み付けを行います。
並行して、最終イメージに不足しているものが無いか、新鮮な気持ちで何度も見なおし、閃きを待ちます。もし閃いた場合、それがデザインとして妥当か、意図と意味は機能美としてバランス良いかを自問自答します。

写植と段組


プリマスター作成とレビュー


 つぎの作業は、プリマスター作成。これは、新たな閃きを埋め込み、ガタつきや、微小な歪み、バランスを完全なものとし、作り手として限界まで仕上げる工程です。このプリマスターをもとに、他者に論評と指摘をお願いします。いわゆるレビューというやつです。そこで指摘された内容がデザインに支障をきたさない程度であって、妥当であれば、反映します。

プリマスター


マスター仕上げと印刷屋さんへ入稿


 最後に、レビューを経たプリマスターを印刷屋さんへ入稿できる状態、マスターへと仕上げ入稿。完成した現物が手元に届くのを待ちます。今回使わせていただいた印刷屋さんはプレオさん。A0サイズのポスター印刷は高コストですが、プレオさんだと印刷送料込みで5000円前後のコストで実現できました。印刷品質もグレードがよく、今後も利用させてもらおうと考えています。


完成したパネルとあっちゃん。身長185cmのあっちゃんと
パネルを並べると、その大きさが実感できます。


最後に・・・


 A0サイズという大判ポスターパネル作成。この貴重な経験が積めたのも、BBS活動というボランティアに参画していたおかげだと思います。A4チラシやA3ポップのようにコンビニで試し刷りができませんので、現物を見るまではなんとも不安でしたが、どうにか人様に見せられる形に仕上がり、ホッと安心したことを思い出します。

 また、すべてOSSで成果物を作成することも、技術的に実現できることを知っていましたが、なかなかチャレンジングでした。

 ある操作をするとアプリケーションが異常終了してしまったり、こうすればいいかな?これでどうだ!とトライ&エラーで作り上げることができたのも、「もっと地域社会の皆様に知っていただきたい!」という一念で、最後まで諦めることなく走り切ることができました。

 OSSを利用するメリットは、なんといっても「コストダウン」でしょう。当会は財政が貧弱でシステムやアプリケーションに割けるだけの予算もありませんので、すべてがフリーという存在は頼もしい限りです。

 最後までマニアックな長文をお読みいただき、ありがとうございます。

 それではまた・・・

2013年10月21日月曜日

<2013年10月> 定例会レポート

こんにちは。トニーです。

今年も残すところ、あと2ヶ月となりましたね。
 
 昨年の今頃と言えば、初めてのグループワークに向けてあたふたと準備をしている時期だったということを考えると、1年が過ぎるのが早いなぁと改めて実感させられます。

 さて、10月20日(日)に、すみだ女性センターにて、定例会を行いましたので、早速報告させていただきます。今回の定例会には、見学者2名を含めて、8名の参加となりました。



 あれっ、そう言えば、「すみだまつり・こどもまつり」はどうなったの?という方に朗報です。
今年も昨年度に増して大幅にバージョンアップして行うことが出来ました。詳細については、追って報告させていただきますので、しばしお待ちください。

 今回の定例会のテーマは、先週実施した「すみだまつり・こどもまつり」の反省と今週末に控える「ボランティアまつり」に向けての準備でした。前者については、後日の報告をもって代えさせていただくことにして、後者についての報告を主にします。

 すでに「ボランティアまつり」の概要については、本ブログにてお伝えしているかとは思いますが、当会は、何を隠そう今回が初参加となります。内容は、模擬店を出店して、そこで、クレープを販売するというもの。今回の定例会では、そのリハーサルを兼ねて、調理器具がある女性センターをお借りしたのです。

 クレープって簡単に作れられるよね、と会員の中では一致していたのですが…。実際に、調理をしてみると、あれっ、こんなに生地作るのって難しいんだと会員の中に大きな不安がよぎりました。



 しかし、今さら、出店内容も変更できないし、期日も迫っているし、ということを考慮して、当会の財政を潤すことは必要だけれど、楽しく、かつ、赤字がでなければ、実行することできっと今後の糧になるという結論に至りまして、安全策を採ることにしました。

 来場された方が満足できるものをご提供することができるように、試行錯誤を日夜重ねています。

「新しいものをみんなで作り上げていくこと」が当会の売りですので、本番当日には、その売りをカタチに変えてお披露目したいと思います。こうご期待ください。


<第28回すみだボランティアまつり>
 日時:10月27日(日)午前10時~午後2時
 開催場所:区立第4吾嬬小学校

 ☆目印は、「緑色のポロシャツ集団」です。


トニーは、会場をうろうろしていると思いますが、お見かけした際には、お気軽にお声をおかけください。


みなさまのご来場、心よりお待ち申し上げております。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2013年9月27日金曜日

<2013年9月> 定例会レポート

こんにちは、やっさんです。

9月21日(土)、すみだボランティアセンターにて行われた、9月定例会の様子をレポートします。

 
 主な議題は、活動地域である墨田区にて、10月に催される地元まつりへの出展内容を議論しました。



 まつりの日程はスケジュールにもあるように、10月12,13日(土、日)に錦糸公園で開催される「すみだまつり・こどもまつり」、10月27日(日)に第四吾嬬小学校で開催される「すみだボランティアまつり」の2本立てとなっており、本会はこれらのお祭りに、それぞれ参加する予定でいます。


 「すみだまつり・こどもまつり」は、昨年、墨田区保護司会さまの出展ブースの一角をお借りし、「社会を明るくする運動」のワンピースとして、当会も初参加させていただきました。

2012年度 すみだまつり参加集合写真
2012年度 すみだまつり参加集合写真

今年は昨年度と異なり、初期段階から準備に参加させていただき、昨年同様ブースの一区画を拝借、パネル展示を行う予定です。


 去年は思ったようなコンテンツが制作できず、もっと地域社会の皆様にアピールできたはずなのに・・・といささか不完全燃焼。より一層のシンパシーを感じてもらえるようなパネル展示を目指し、議論は白熱。

定例会見学に来られたナカムラさん。当初は緊張感されていましたが、楽しい雰囲気に打ち解けたのか、あっちゃんの熱い想いに照らされたのか、傍観者ではなく自然と議論に参加。当会員では発想しえないユニークなアイディアを展開していただきました。



 一方の「すみだボランティアまつり」については、昨年度のこの時期、まだまだ設立したばかりの間もないタイミングで、人員不足から参加を見送った経緯があります。どうにか参加できないか検討を重ねましたが、存分に力を発揮できない、むしろ迷惑をかけてしまうかもと判断し、参加を泣く泣く断念しました。

しかし、そんな昨年とは違い、頼りになる仲間が集う今年、万全の体制で「すみだボランティアまつり」に参加します。




 この日の議論の中心でもあった、模擬店としての参加、その内容はクレープ屋さんと決定し、当日は200円のクレープを100枚売り切る!という販売目標をたてました。


 まだまだ微力な当会としては、このボランティア祭りで、区内の他のボランティア団体さんとの親睦を深めつつ、BBS活動の認知度を高めるとともに、なんとかクレープの完売にこぎつけ、会費以外の貴重な収入源に充てたいと考えております。


ったく・・・冷やかしがてら行ってやるか!」と思われましたら、ぜひともお誘いあわせのうえ、クレープを食べに遊びにきてください!!


 会場には着いたけれど、当会のブースが分からないという方は、ぜひ緑色のポロシャツ集団を目印にお越し下さい。

10月27日(日)第四吾嬬小学校「すみだボランティアまつり」にて素敵な笑顔と共にお待ちしております。



2013年9月16日月曜日

<2013年8月> 料理教室グループワークを開催

こんにちは!あっちゃんです。

8月31日(土)は墨田区BBS会の恒例行事、グループワーク(GW)を行いました。

去年は、夢の島でバーベキューを行いましたが、今年は八広に新しくできた地域プラザ「吾嬬の里」にて料理教室を行いました。

グループワークには、法務省東京保護観察所、墨田区保護司会、墨田区更生保護女性会をはじめ、都内のBBS会員の皆さんも多数参加してくださいました。ありがとうございました。


当日は朝、まず身体を動かしたり、クイズを楽しんだりして親睦を深めました。




その後、お昼ごはんで使う「マイ箸」つくり。イチイの木をカッターで削り、それぞれ思い思いの形に作り上げていきました。当日参加してくれた子の手の器用なこと。「これは売り物になるね」と話しました。工作が大好きなんだそうです。みな熱中してあっという間の1時間。




箸作り体験を終えたら、和・洋・中に分かれて料理づくり。世代を超えて助け合い、命をいただくことの尊さ、みなで料理を囲むことの楽しさを味わうことができました。



特に、ごはんはお釜で炊き、お味噌汁は出汁から丁寧にとりました。自分たちで一から作り上げた料理は、ほんとうにおいしいものでした。



終了後は反省会。また来年のグループワークはより良いものになるようにつなげていきたいと思います。

2013年9月10日火曜日

<2013年9月> 第28回すみだボランティアまつり説明会レポート

トニーです。

2020年東京オリンピックおよびパラリンピック開催が決まりましたね。オリンピックの開催については賛否両論があると思いますが、訪れるであろう多くの外国の方に日本のホスピタリティを体験してもらえればと思います。

 さて、先月、無事に一年に一度のイベントのグループワークを終え、ほっと一息つけるかと思えば、10月には、墨田区でお祭り行事が立て続けにあるので、今月は、その準備に大忙しです。

 10月12日(土)、13日(日) すみだまつり、こどもまつり昨年の様子
 10月27日(日)       ボランティアまつり

今回は、9月7日(土)に行われたボランティアまつりの説明会に参加してきましたので、ご報告します。

 今回で28回目を迎えるこのお祭りは、墨田区で活動しているボランティア団体(正確には、墨田区社会福祉協議会に登録されている団体)が主催者となって行うものです。

 当会は、昨年度のお祭りにも参加する予定ではいましたが、設立初年度ということもあり、手が回らなくやむなく断念してしまいました。

 今年度こそは、会の財政を安定させる(泣)ためにも、また、BBS活動についてより多くの方に認知していただくためにも参加することを決意し、説明会にやっさんとともに訪れたのでした。

 登録団体としては、様々な活動を行っている団体があるのですが、今回のおまつりには、ほとんどの団体に加えて、地元のPTA会などの団体が参加する予定になっています。

 

 あっ、この写真は、説明会の最後の質疑応答の場面で、トニーが質問を投げかけた際に、とある団体の代表の方から、「新米さんなら団体の紹介をしてくれや~」とご指摘を急遽受け、他の団体様に向けて当会の設立の趣旨および活動内容について挨拶をしたときのものです。

 正直、他の団体様とうまくやれるかどうか不安な面は否めないと思ったのですが、説明会の後に、色々な団体の代表の方とお話をしてみたら、皆さん非常に気さくな方ばかりで、これが墨田の心意気かと改めて感じました。

 皆さんの期待に反しないように、また、会員にとって楽しい企画となるように詰めていきたいと思います。


今のところ、今回の企画において、当会は、1.模擬店でクレープを販売2.BBS会の活動紹介を行うことを検討しています。

 このイベントについてのより詳細な打ち合わせは、今月の定例会にて検討する予定になっています。

 当会の活動にご興味・ご関心をお持ちの方はもちろんのこと、久しぶりに文化祭みたいな活動に従事してみたいという方がいらっしゃいましたら、BBS会員でなくても、定例会の見学は可能ですので、ぜひぜひ21日の定例会にお越しください。

 見学希望の方は、お手数ではございますが オンラインフォーム または sumidabbs@gmail.com へ事前申請お願いします。

2013年8月9日金曜日

<2013年7月> 定例会レポート

7月20日(土)AM9:00より、すみだボランティアセンターにて定例会を実施しました。


テーマはグループワークの準備(3)、来月に控えた本番に備え、最終アウトプットを各グループから展開し、最終計画案に不備がないことが確認できました。

アイスブレイク、お土産、ワールドカフェ、料理とそれぞれの部門から、最終計画案にふさわしいアウトプットが提示され、グループワークが楽しみです。

また、2名の定例会見学者が参加され、固定メンバーでは気付かない視点、考察に感銘を受け、非常に有意義な時間を体験させていただけました。この場を借りて御礼申し上げます。

2名の見学者さまがどのように当会を知ったのかヒアリングしたところ、興味深いことに FacebookTwitter からとの回答。インターネットが介するその伝播力を、知るところとなりました。

さて、午後からは曳舟文化センターへ移動し、7月中に開催される社明運動のクライマックスともいえる墨田区中央集会に参加。



当会も社明運動の1ピースとして集会を支えるべく、屋外に8名を配備し自転車駐輪場の誘導をお手伝いさせていただきました。

ボランティアセンターでのインドアな定例会からは一転、色濃く茂った街路樹から降り注ぐ夏の木漏れ日を感じるなかで、自転車誘導というフィジカルを通した活動が、間違いなく誰かの役に立っていると、ダイレクトに体感できました。

2013年7月18日木曜日

<2013年7月>第63回社会を明るくする運動 荒川河川敷清掃編


 こんにちは、ヒロシです。酷暑の夏、皆様いかがお過ごしでしょうか?夏生まれなのに暑いのは大の苦手なワタクシ。。これから夏本番を迎えるにあたり不安もありますが、体調管理にはしっかり食べてよく寝ること!元気に乗り越えたいと思います。

 さて、本会の活動2年目となる私ですが7月13日(土)に「社会を明るくする運動」の一環である荒川河川敷清掃に参加しました。荒川河川敷は初めての参加です。


 朝8時30分集合。保護司会、更生保護女性会、青少年育成委員会等の各団体、八広小学校、吾嬬第二中学校の生徒さん達も続々と集まってきました。 特に私の目を引いたのは少年野球チームの選手達。立っているだけでも汗が噴き出る暑さの中、元気一杯に挨拶をしてくれました。



 こちらも元野球少年、負けていられません! 諸々準備が整い、早速清掃開始。一見するとあまりゴミはないようにも見えましたが、やはり結構落ちています。たばこの吸い殻、遊び終わった後の花火、空き缶、空き瓶など約30分にわたって拾い続けました。



 最高気温が35度に達しようかという暑さの中での作業、水分補給は必須です。清掃後には皆さんにドリンクも配られました。中にはりんごジュースを三本も飲んだ小学生もいましたが、、お腹大丈夫だったかな??



 “「ゴミが出たら持ち帰る、ポイ捨てをしない」” これはいわば「当たり前のこと」であると思います。 毎年参加されている方からは「今年はゴミが少なかった」という声も聞かれましたが、まだまだ減らすことは出来ると思います。

 私自身ポイ捨てしないことはもちろん、まわりにそういう人がいた場合は注意をするなど、よりゴミのない社会への意識を高めていきたいものだと思いました。

 今回の清掃はそのような意識を高めるまた一つのきっかけになったと思います。 暑い中参加された皆さん、本当にお疲れさまでした。

2013年7月3日水曜日

<2013年7月> 第63回社会を明るくする運動 駅頭編

みなさまこんにちは。墨田区BBS会事務局です。

 7月は、社会を明るくする運動、いわゆる「社明運動」月間です。この運動は、法務省主唱のもと、全国各地で一斉に行われます。

更生保護関係機関にとって、社明運動は、地域社会へ更生保護の存在意義と活動内容をアピールするための重要な活動となっており、通年のなかでも、最も力の入るものです。今年で63回目を迎えました。


 駅や公共施設、そして町角でこちらのポスターをご覧になる機会があるはずです。女性の胸にある黄色の羽根は、社明運動のシンボルでもあります。(なぜ黄色?と思った方は、“社会を明るくする運動”の5.を参照してください。)


 さて、7月1日(月)の早朝、わたしたち墨田区BBS会も更生保護関係機関の一員として、東京都墨田区の主要駅の一つである、JR錦糸町駅で駅頭に立ち、ティッシュを手配りしながらアピールしてきました。 昨年も数名の会員が参加したのですが、私は今回初参戦。

午前8時00分、待ち合わせ場所には、すでに区長を始め、数十名近くの保護司会、更生保護女性会の方々が集まっておられ圧巻の様相。 



墨田区BBS会の仲間を探すのに苦労するなと思った矢先、緑色の目立つ数人がパッと目に飛び込んできました。 そうです、本会の会員たちです。

先日、当会のユニフォームとしてポロシャツを作成しており、この日がお披露目となりました。ちょっと色味が派手な印象はさておき、興味を引くためと割り切ってポロシャツへと袖を通しました。



 朝の通勤時間帯にお邪魔しての駅頭は、いささか尻込みしましたが、得難い体験かなと奮起しチャレンジ!
 ・・・しかし、日頃インドアでコンピュータに向かって仕事ばかりしているせいか、あまり人当たりが得意でなく、「おはようございます」の声かけ挨拶はできても、そのもう一歩先のティッシュ配りが要領を得ず、数個しか消化できませんでした。手余りになったティッシュは、他の会員や更女会の方に助太刀してもらいなんとか達成。

このような駅頭活動の中でも、助け合う経験ができるのだなと、我が身をもって実感できました。

山崎昇 墨田区長もこの活動に参画しておられ、当会のアピールとともに記念撮影。 



つぎは7月20日 曳舟文化センターにて開催される社明運動 墨田区中央集会へ向けて、頑張ってまいります。

 なお、墨田区では、20日の中央集会の前にも各地で社明運動の一環の活動が実施される予定になっています。
 以下に、今後の日程の一覧を掲載致しますので、活動にご興味・ご関心があると思った方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。



墨田区社明運動日程一覧表

  • 7月5日(金) 18時30分~20時30分 区立東吾嬬小 「元校長先生の講演とビデオ上映他」
  • 7月6日(土) 10時00分~12時00分 区立隅田小 「授業参観とビデオ上映」
  • 7月6日(土) 10時30分~11時30分 区立中和小 「薬物乱用防止運動」
  • 7月7日(日) 13時00分~15時30分 区立二葉小 「FUGAすみだによるフットサル試合とゲーム」
  • 7月8日(月) 18時30分~20時00分 区立錦糸中 「薬物乱用防止教室」
  • 7月9日(火) 18時30分~20時30分 区立寺島中 「吹奏楽部演奏・原口雅代先生の講演」
  • 7月13日(土) 9時00分~10時00分 荒川河川敷(木根川橋 下) 「清掃活動」
  • 7月20日(土) 13時30分~16時30分 曳舟文化センター 中央集会