2012年9月24日月曜日
<2012年9月>研さん活動「愛光女子学園 施設参観」(東京都BBS連盟主催)
去る9月13日木曜日。
東京都BBS連盟主導による施設参観が開催されました。
東京都BBS連盟とは、都内にある21地区のそれぞれのBBS会の連携と交流を促す活動や、会員の研鑚のための活動を企画・実行している連盟です。
墨田区BBS会も漏れず、研鑚活動の一環として東京矯正管区所属の女子少年院、愛光女子学園(あいこうじょしがくえん)を施設参観しました。
墨田区BBS会から参加した2名の会員のふりかえりを記します。
Sさん(会社員・男性・35歳)の手記
少年院施設の中に立ち入るという貴重な機会を経て、様々な気づきがあり、得難い経験を積むことができました。
特に指導員の方から説明を受けながらの施設内見学、現場の生の声を聞かせていただけたことは、貴重な体験であり非常に印象に残りました。
人と接するにマニュアルは無く、ある少年にうまくいった事例が、別の少年に対しても有効とは限らず、理想論や好事例だけでない、現場が抱える問題、厳しい現実をお話しいただき「更生」というものを改めて考えさせられました。
これからの私自身、少年と実際に接していくにあたり、先入観で決めつけることなく素直な接し方を、上から目線ではなく同じ高さの目線を、気持ちと行動が乖離しない正しい振る舞いを、真心を交わし互いに尊重し合える、対等な関係を築けるよう心がけ、より一層精進してまいります。
最後になりますが今回このような機会を与えていただきまして、深く感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
Kさん(会社員・女性・23歳)の手記
今回見学をさせて頂いて、少年院というよりは、普通の全寮制の学校のような印象を受けました。
確かに外部へ脱走できないようになってはいるものの、全般的にののびのびとゆったりとした印象を受けました。
普通の学校であれば、集団生活を乱す人の居場所はなかなか無いものですが、個人ごとにカリキュラムを組んでいることから、個々人の個性を認めつつ、集団での人間関係の経験を育める環境だと思いました。
施設案内を行って頂いた方のお話一つ一つがとても興味深く、具体的なお話もあったため、非常に勉強になりました。
特に、仲の悪い少年の部屋を同室にするというのが意外でした。
衝突があっても少年の成長のため、あえて厳しい道を与えるのも、しっかりとした教育方針とサポート体制がないとできないことかと思います。
本当に今回のような貴重な機会を頂き、ありがとうございました。
2012年9月23日日曜日
<2012年9月> 定例会レポート
2012年9月22日、すみだボランティアセンター第1活動室にて定例会を実施しました。
この度の定例会の主たる内容は、10月13日(土曜日)14日(日曜日)に開催される「第37回すみだまつり」参加とPR、11月開催のグループワークへ向けて、それぞれに入念な対策を施すことです。
すみだまつりで配布する当会オリジナルリーフレットをよりグレードの高い成果物、よりシンパシーを感じてもらえるリーフレットを目指し、文言、デザインについて、会員全員参加型レビューを実施しました。
すみだまつりで配布する当会オリジナルリーフレットをよりグレードの高い成果物、よりシンパシーを感じてもらえるリーフレットを目指し、文言、デザインについて、会員全員参加型レビューを実施しました。
2012年9月10日月曜日
<2012年8月> 「墨田区の更生保護の実態について学ぶ」レポート
2012年8月25日、すみだ女性センター第1会議室にて研さん活動を実施しました。
この度の主たる内容は、墨田区の更生保護に携わる方々から、その実態について学ぶことです。

墨田区の更生保護制度を支える方々として、東京保護観察所保護観察官 墨田区担当、墨田区保護司会、墨田区更生保護女性会の方々をお招きし、レクチャーを受け、質疑を交わし、学びを深めました。

更生保護制度全体の仕組み、狙いについて理解が深められたと同時に、携わる方々の実作業について具体的に知れたことが大きなポイントでした。