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2015年8月28日金曜日

7月定例会レポート

こんにちは。墨田区BBS会事務局です。

気づけば、来週で8月も終わり、今年の夏も終わりそうですね。

当会では、今週末に月例定例会が控えていますが、その前に先月の定例会について、ひらめからレポートが届いていますのでご報告致します。

7月定例会

7月の定例会は、新たに加わってくれた10名の大妻女子の学生さんたち初参加もあり、(いつもに増して)華やかな定例会となりました!

大妻女子の皆さんはやや緊張気味の様子でしたが、新メンバーが加わりこれから墨田BBS会がどう成長していくのか、密かに胸を躍らせている私でした。

今回の定例会は、8月に行われる研鑽活動を中心としたものとなりました。


① 8月の自己研鑽活動(本所警察と連携し近隣パトロールを実施)の準備

自己研さん活動を前に、実際に少年補導員として、活動のご経験がある保護司会、更生保護女性会の方々から体験談を伺いました。

パトロールの際、実際に何人くらいでどういった場所を回ったか、青少年と対話する上での予備知識・心構えなどお話いただき、非常に有意義な時間となりました。



「飲酒・喫煙をしている児童に対して、なぜいけないのか説明できるだけの知識をつけておくことも大切」とのお話に、私も十代のとき、なぜ駄目なのか理由がはっきりしないと納得しなかったことを思い出し、妙に納得してしまいました。


② 研鑽活動詳細決定他

8月の本所警察との近隣パトロールに向け、配布物の選定、参加人数の確認、待ち合わせ場所の決定などを主に話し合いました。

一人ではなかなかできないことも、BBSの仲間の協力でこうして形にして行けることに感謝します。


いかがでしたか? 当会では、毎月1回土日に活動を行っています。

随時、見学を受付中ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。

定例会への見学をご希望の方は、お手数ではございますが、オンラインフォーム または、 sumidabbs@gmail.com まで事前に申請をお願いします。

皆さまのお越しをお待ちしております。

2015年8月27日木曜日

平成27年度BBS新人会員研修会に参加してきました。

こんにちは。墨田区BBS会事務局です。

しばらく更新がありませんでしたが、小さいながらも活動を行っていますよ!

それでは、早速先月行われたBBS会新会員研修のレポートがひらめから届いていますのでお送りします。

BBS会新会員研修

平成27年7月14日、 東京保護観察所で行われた BBS会新会員研修にたいちゃんと行ってきました。

初めて訪れた法務省旧本館(赤れんが棟)の美しさに、二人で圧倒されてしまいました。



【研修について】

東京保護観察所・村木康弘首席保護観察官より、BBS会の活動に関するお話をいただきました。

  • 更生保護、保護観察について
  • 犯罪を犯した者や非行のある少年の施設内処遇・社会内処遇
  • BBS会の歴史、国との関連性、期待される役割や活動における留意点

質疑応答】

研修最後には質疑応答となり、以下のような質問が飛び交いました。

  • 日本語を喋れない対象者に対して、保護観察所が特別な対応を取る予定はあるのか?
  • 過去に保護観察処分を経験した人の方が、保護司に向いているのではないか?
  • 未成年による兇悪犯罪の報道が世間では注目され、少年法が緩すぎるとの意見をよく聞くようになったが、どう考えるか?

【感想】

曖昧だった更生保護やBBS会に関するお話を聞くことができ、とても有意義な時間となりました。

平成25年度の調査によると東京だけでも未成年者の保護観察事件件数は年間3,500件を超えるとのこと。分かっているだけでも、これだけの少年がなんらかの事件に関わっています。

解決の糸口は当然簡単に見つかるものではなく、社会全体として様々な角度から取り組んで行かなければならないことでしょう。この数字を減らすために私たちにできることはなんなのか、改めて考えさせられました。

最後になりましたが、今回の研修会を開催してくださった保護観察所や関係者の皆さま、どうもありがとうございました。