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2018年4月25日水曜日

2月定例会&医療少年院見学レポート

初めまして、さわちゃんです。

ブログに登場するのは初めてです。

昨年の9月から墨田区BBS会に参加させていただいております、さわちゃんです。

普段は工場で整備工をしている会社員です。近年、転勤に伴い関西から東京にやって来ました。出身は大阪です。

将来保護司として活動をしたいなぁと思い現時点で出来る活動を探していたところ、BBSに辿り着きました。

何処に問い合わせたらいいのか解らず法務省に電話したところ、学生さんばかりでなく社会人の方も多く活動されているということで墨田区BBS会を紹介していただき入会しました。

みなさんとってもいい方ばかりで、楽しく参加させていただいております。


では、定例会の報告と、2月6日に参加させていただきました神奈川医療少年院参観の様子をレポートしたいと思います。



2月の定例会

定例会では3月に予定していたグループワークがなくなったため、平成29年度の活動についての棚卸し作業を主に行いました。

各活動の課題点を洗い出し、4月からの来年度ではどのように活動をしていくか話し合いを行いました。

それぞれから前向きな改善提案の意見が飛び交っており、来年度もよい活動が出来そうな予感がしました。



神奈川医療少年院参観

2月6日に薬物乱用防止協会のメンバーの方々とご一緒に、BBS会メンバーからは2名が神奈川医療少年院への参観(見学)に参加させていただきました。

見学時間は、1時間半ほどでしたが、少年院教官より施設概要はもちろん、更生保護制度における医療少年院の立ち位置などの説明の後、施設内を見学いたしました。

私は以前に医療少年院の職員が書かれた著書を読んだことがあったのですが、実際に見学すると様々な発見がありました。

一番意外だったことは、施設内の何処にも格子や柵が全くなかったことです。

とは言え、施設内とロビーとを隔てているアルミの比較的薄い扉の鍵は厳重に管理されていて、教官によれば、これでも少年たちの心理的にもこの扉で外の世界と中の隔たりを与えているとのことでした。

神奈川医療少年院には、病院的治療の必要がない障害(知的障害や情緒障害、また発達障害など)を持ったおおむね12歳から20歳未満の男子少年たちが収容され、ここは、彼らに対し、矯正教育を施す場所になります。

施設の設備には、勉強の授業を受ける教室やパソコンを学ぶ教室、職業指導として陶芸などを行う教室、また、治療的指導を行う部屋もありました。

特徴的だと感じた部屋は「買い物教室」という部屋と「サイコドラマ室」という部屋です。

買い物教室は、文字通り買い物の仕方を訓練する部屋なのですが、主な目的はレジの方とのコミュニケーションの取り方を学ぶことが目的だそうです。

また、サイコドラマ室は、3段のモレノの舞台がある演劇を行う部屋で、プレイセラピーを行える教室でした。

他にも様々なことを案内をしてくださった教官の方にお聞きすることができ、時間が足りないと感じる1時間半でした。

関係者の皆様、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。


引用画像先:https://ja.wikipedia.org/wiki/神奈川医療少年院


・おわりに

BBS会に入会してから、まだ直接少年たちと対面しての活動していないものの、今まで知り得なかった世界に触れることが出来ており、とても充実しております。

2月は特に様々な体験をさせていただいて、どのようにブログ記事にまとめたらいいのか迷ってしまい、掲載が大変遅くなってしまいまして申しわけありませんでした。

最後まで長文お読みいただきありがとうございました。

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